編むひと 縫うひと

モノづくりのblog。ポンコツな子育ても公開。

靴下編みのゲージとサイズについて。

こんにちは。

恐ろしくブログを放置しておりましたが、言い訳させてください。

 

「ひたすら靴下を編んでいました」

 

ただひたすらに靴下を編む日々。

子供に邪魔されながら、靴下を編む日々でございました。

 

家事がひと段落して、「さて、少しだけ編めるかな~」どっこいしょと座って、

針を引き出して、糸を指にかけた瞬間に「かぁ~~~ちゃ~~ん、牛乳飲みたい。」と呼ばれ牛乳を出し、あるいは「かぁ~~~ちゃ~ん、う●こでた~~。」と呼ばれトイレに行き、あるいは「あれどこやったっけ、あれ、あれよ。」と母のあれあれ攻撃にも頭をフル回転させてアレのありかを考えたり、「かぁ~~~ちゃ、「もうなんなのよ!!!!!」苛苛

 

そんなイライラMAX状態の中でも数分の編み物時間を見つけては、黙々と靴下を編んでおりました。

時には睡眠時間も削りました。寝るより編みたい。でも寝たい。

 

そんなイライラの中で、さらに私をイライラさせることがありました。

 

それは、同じ目数でも糸によって仕上がりの大きさが異なる、ということ。

 

もちろん、糸の太さや針の太さが変われば、仕上がりの大きさが変わるのはわかる。

だからこそ「何かを編むときには必ずゲージをとること」とされているのですが、

その「ゲージ」って超めんどくさくない?????と。

 

だって、靴下用と言われる一般的なソックヤーンてどの糸を見ても、糸帯に記載されてる標準ゲージはほとんどかわらない。

でも、針の号数と目数を変えなくても、「きついんだけど、なにこれ」ってのがあったり、「これジイジにあげるわ」ってくらいでかくなったり、なんじゃこりゃな訳。

 

だからゲージとれよ、って話なんだけど、

ゲージ取って、サイズ早見表(ゲージを指定して、どこを何目、何センチにするとか教えてくれるサイト?があります)で見て、その通り編んでも、ほぼ大きくなる。

 

 

は?

 

ゲージの意味教えて。

 

ゲージの取り方が悪いのか、編み方が悪いのか、だれか教えて。

 

 

じゃあどうしようと考えまして、ある事に気が付いた。

メーカーごとに仕上がりが変わるってことに。

例えば私の場合、

【OPALで24.5cmの靴下を2.5mmの針で編む場合、片方30目1周60目でぴったり】

【レラーナで24.5cmの靴下を2.5mmの針で編む場合、片方28目1周56目でぴったり】

【ラナグロッサ・・・・・・・・、片方28目1周56目・・・・】

【アトリエツィトロンXXL・・・・・片方26目1周52目・・・・】

 

という風に、メーカーごとの目数さえ押さえれば、シリーズは変わってもほぼ対応できることが分かりました。

※100g420mの一般的なソックヤーンとして販売されている毛糸の場合です。

極太糸とかレース糸とかはこの限りではありません。

 

 

 

 

なので結局のところ、

「まず1足編んでみないとわからない」ということ(´;ω;`)ウゥゥ

ただ、新型コロナの外出自粛期間中、様々なメーカーの糸を編むことができたので、各メーカーの糸の特徴は分かってきたかなというところです。

 

その中で特別「変わってる!」というか「他と違う!」と強く感じたのはアトリエツィトロンのXXLシリーズ。

すごく丈夫で長持ちする靴下が作れるよ!とのことだったので、丈夫な糸を想像していたのですが、糸がめちゃくちゃ柔らかい!!

ふわふわ、というかしっとりというか、丈夫!という感じはあまり伝わらないくらい柔っとしていました。

仕上がりも、でかーーーくなる。

自分サイズで編んだのに、男性の足に渡ることになった靴下はこの糸で編んだやつ。

 

「すごくいい糸です。」との声を聞くことが多いので、こんなにフワフワで柔らかいのにすごく丈夫!が特徴の糸なのでしょう。

色もすごく綺麗なのがたくさんあるので、今後たくさん編んでみたいシリーズのひとつになりました。

 

 

そんな感じで、私の靴下編みたい!期間はまだまだ続きそうです。

こんなにハマるとは思っていなかったので自分でもびっくり。

すごく楽しい。

すごくイライラするけど。

 

 

ではこの辺でイライラばばあのイライラ話はおしまい。

またね。